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市民が自身の健康データを活用できる社会へ

PHR福岡プロジェクト

人生100年時代に向けた持続可能な社会の実現には、市民の健康寿命の延伸を図るとともに、誰もが必要な時に安心して医療や介護が受けられるような環境づくりが必要です。

健康診断結果や服薬履歴、IoT機器やウェアラブルデバイスから取得できるライフログ(生活データ)等の個人の健康・医療に関する情報(Personal Health Record)を、一人ひとりが生涯にわたって管理・活用することで、自己の健康状態に合った優良なサービスの提供を受けられることが期待できますが、それらのデータ連携には、まだまだ課題が多い状況です。

そこで、データを管理する組織やシステムの種類にかかわらず、市民が医療・健康データを安全にかつ容易に活用・管理できる社会の実現を目指し、福岡市、国立大学法人九州大学、株式会社電通が連携し「PHR福岡プロジェクト」に取り組みます。

【協定における主な役割】
 〇福岡市:市民への広報、関係者調整
 〇九州大学:情報の利活用管理、知見の提供
 〇電通:ユースケースの開発、事業の推進

令和4年度には、「PHRアプリを活用した服薬指導」実証事業に取り組みます。

【取組みの概要(予定)】
〇実証期間 令和4年12月~令和5年3月

〇内容
PHRアプリを薬局を通じて市民(薬局利用者)に提供し、九州大学病院の医師と、薬局の薬剤師が一体となって服薬指導を実施し、生活習慣病の
重症化予防に取り組む。

 ・ 九州大学病院等に通院する患者約60名が実証に協力。
 ・ アプリを活用し、服薬履歴を本人が入力、医師・かかりつけ薬局・家族と共有。
  飲み忘れアラート通知も活用し、タイムリーで適切なサポートを実現。

〇参考(服薬遵守率)
入院患者の自宅での服薬状況を調査した結果、服薬順守率(医師の指示どおりに薬を服用する割合)は26.0%。
15歳未満では50.8%であるが、15~64歳で34.5%、65~75歳で26.4%、75歳以上では23.8%と年齢が高くなるほど低下。
(大阪大谷大学薬学部実践医療薬学講座 令和2年度調査)

【お問い合わせ】 
 福祉局総務企画部政策推進課
 TEL:092-711-4811
 FAX:092-733-5587