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産学官で連携して咀嚼力向上

咀嚼力アッププロジェクト

福岡市では、28本(親知らずを除く)ある永久歯を生涯健康に保ち、健康寿命の延伸とWell-beingの向上につなげるため、治療よりも予防に重点をおき、世代ごとの特性に応じた歯科口腔保健の様々な取組みを、「オーラルケア28(にいはち)プロジェクト」として産学官オール福岡で推進しています。

よく噛んで、ゆっくり食べることは、肥満の予防など、全身の健康維持にとって重要なものです。また、近年、認知症発症リスクや要介護となるリスクとの関連も示されており、注目を集めています。
一方で、多くの方は自らの咀嚼行動を把握する手段がなく、自分が日頃何回程度噛んで食べているかを知る機会は多くありません。

そこで、福岡市・ロッテ・シャープ・新潟大学・九州大学が連携し、IoTデバイス「bitescan(バイトスキャン)」(※)を活用した咀嚼行動の見える化や、ガム(ロッテ)を噛むことによる咀嚼への意識向上により、楽しみながら、よく噛むことの習慣化にチャレンジするとともに、得られた結果を啓発することで、「よく噛む」市民の増加を目指します。

※bitescanとは
シャープ株式会社が開発したウェアラブルタイプの咀嚼計で、耳にかけて「噛む」回数、テンポ、食事時間、姿勢などを測定し、連動するスマートフォンアプリで咀嚼データを可視化するデバイスです。

【実施概要】
(1)抽選でモニター10家族を選出
(2)モニター家族に対し、事前測定を実施後、bitescanを貸し出すとともに、ガムを提供
(3)1カ月間の貸し出し期間中、夕食時にbitescanを使用して噛む回数などの咀嚼行動を記録。あわせて、噛むことを意識するツールとしてガムを継続して噛んでいただく
(4)bitescanの返却時に事後測定を実施
(5)事前・事後測定の結果や、貸出期間中に得られたデータにより、咀嚼行動や意識の変化を分析
※モニター家族の選出は終了しています。

【お問い合わせ】 
保健医療局口腔保健支援センター    
TEL:092-711-4396
FAX:092-733-5535