人生100年時代を考えると、毎日過ごす「家」の安心さ・快適さはとても大切なポイントです。
近年、台風や豪雨による自然災害や、猛暑による熱中症の増加など、地球温暖化に伴う気候変動の影響が身近なものになってきました。
福岡市では、自然災害や健康被害を軽減・回避する取り組みである「適応策」の一つとして、住宅の断熱化に効果的で、熱中症の予防につながる住宅窓の複層ガラス等への改修促進の啓発を行っております。
これにより、誰もが住み慣れた地域で安心・安全に、そして省エネで地球にも優しく暮らせるまちづくりを進めます。
なぜ、窓の改修を促進するのでしょうか。
【理由1】
住宅における熱の出入りの割合は窓などの開口部が50%以上であるため、窓の改修は、住宅の断熱性の向上に効果的だからです。
【理由2】
部分的な改修工事となるので多額の費用がかからず、工事期間も短くすむため、取り組みやすいと考えているからです。
また、熱中症の予防だけでなく、下記のような効果が見込まれています。
①熱中症やヒートショックを予防し、健康リスクを下げ安心感を向上
②結露の防止や防音等による、快適性を向上
③省エネ効果の向上による、光熱費の削減 など
さまざまな効果が見込まれる窓の改修を促進するため、住宅窓改修について詳しく紹介した「住宅窓改修の手引き」や、窓改修に関する情報や実際に住宅窓改修を体験した市民モニターの方のご意見を掲載したコラム記事を作成していますので、ぜひご参考にしてください!
●住宅窓改修の手引きについて
詳細はこちら
●住宅窓の断熱改修で、快適・健康・省エネな暮らしを手に入れよう!【コラム記事】
詳細はこちら
【問い合わせ先】
福岡市地球温暖化対策市民協議会事務局(環境局環境・エネルギー対策課内)
TEL 092-711-4282