世界的な実業家であるブルームバーグ氏が主催し、都市が直面する課題に対する革新的なアイデア(解決策)の実現を支援するプログラム「メイヤーズ・チャレンジ 2025」において、福岡市の「認知症フレンドリーシティへの取り組み」が日本で初めてトップ 50 都市(112か国630都市が応募)に選ばれました。
今回の選出は、これまでの福岡市の取組みを「認知症に対する向き合い方を変えている」と評価いただいたとともに、認知症フレンドリーシティをさらに推進していくためのアイデア(応募内容)について、「幸福感や自律を優先した新たな認知症ケア」になると評価いただいたものです。
トップ50都市に贈呈される実証支援金5万ドルで、最終審査(トップ 25 都市)に向けてアイデアの検証・改善に取り組んでいます。
なお、トップ25都市に選出されると、アイデアを実現するための賞金100万ドルが贈呈されます。
■応募概要
(1)応募内容(実現したいアイデア)
「認知症フレンドリー」の専門家の養成
(2)評価のポイント
・福岡市は、認知症に対する向き合い方を変えている。
・包摂性、幸福感、自律を優先した認知症ケアを新たに考えている。
・認知症の人と介護者の体験を負担から尊厳へ変えている。
・世界の高齢化社会が介護体制を再考させるためのモデルを思いやり深くタイムリーに提供している。
■今後のスケジュール(予定)
・R7年 10 月~ 最終審査
・R8年1月 トップ 25 都市の発表
【参考】メイヤーズ・チャレンジとは
・元ニューヨーク市長で、金融情報企業ブルームバーグ社創業者でもあるマイケル・ブルームバーグ氏により 2004 年に設立された慈善財団「Bloomberg Philanthropies」が開催するプログラム
・人口 10 万人以上の都市が応募可能。過去に5回開催され、累計 1,660 都市が応募し 38 都市が選出
【問い合わせ先】
〇メイヤーズ・チャレンジに関するお問い合わせ
総務企画局国際部国際交流課
TEL 092-711-4023
〇応募内容に関するお問い合わせ
福祉局ユマニチュード推進部
TEL 092-711-4790