認知機能は加齢に伴い低下することが明らかになっており、福岡市における認知症の方の数は 2015 年の3万3千人から 2040 年には 2.1 倍の6万9千人に増加する見込みです。人生の最期まで、自分の生き方・幸福のあり方を選択していくためには、将来のありたい姿やそのために必要なお金の話など、自分の意思を家族や身近な人と話すことが重要ですが、身近な人と「幸せ」などの話をすることは難しいのも事実です。
そこで本プロジェクトでは、何歳になっても自分らしい生き方を選択できるまちづくりに向けた第一歩として、福岡市、福岡市社会福祉協議会、東京海上日動火災保険株式会社(東京都千代田区)、株式会社ファミトラ(東京都港区)が連携し、加齢による認知機能低下、金銭管理等の課題、事前の準備(親の状況や希望等の確認)の必要性などを伝えるコンテンツ提供と、企業を巻き込んだ啓発を実施します。
家族であっても話しにくい「ありたい姿」「幸せ」などの話が自然にできる、まち全体の雰囲気づくりを目指します。
※エイジングリテラシーとは
加齢により身体の機能や能⼒がどう変化するのか、どのような備えをしておけばよいかなど人生100年時代を自分らしく生きるために必要な情報や知識
【プロジェクトの概要】
(1) エイジングリテラシー向上に向けたコンテンツ制作と提供
①エイジングリテラシーを高めるハンドブック<第一弾>~子から親へ話をしよう~の制作・提供
②「エイジングリテラシー向上セミナー」
※R6年3月~4月に開催
(2) プロジェクト賛同企業の募集
本プロジェクトに賛同し、家族と将来の話をすることを従業員に推奨頂ける企業を募集
プロジェクトHPはこちら〈外部リンク〉
https://www.famitra.jp/fukuoka_agingliteracy_pj/